【発起人:高橋徳】『こどもコロナプラットフォームの設立趣旨に賛同します』

【発起人:高橋徳】『こどもコロナプラットフォームの設立趣旨に賛同します』

 高橋徳(統合医療クリニック徳院長)

1.視床下部オキシトシンの生理作用からから考える新生活様式の問題点

オキシトシンって、ご存知ですか?

オキシトシンは『愛情ホルモン』や『幸せホルモン』とも呼ばれる
神経ホルモンの一つで、脳内の視床下部で産生されます。

オキシトシンは「思いやり」や「信頼」などの感情を促し、
人間関係を築くのに重要な役割を果たしています。

愛と思いやりを生み出す生物学的な要因がオキシトシンなのです。

「他人を慈しむ、思いやる」
という感情がオキシトシンを刺激します。

私たちは種々のふれあい(お祭り・会食・宴会など)をとおして、
健全な人間関係を営んできました。

この過程に視床下部からのオキシトシン分泌が関係しています。

昨年来の新型コロナウイルス感染症の蔓延は、
私たちの日常生活を一変させてしまいました。

感染症予防のための
「マスクの着用」
「ソーシャルデイスタンスの維持」
「三密を避ける」
などの新生活様式は、私たちの社会性と健康の大きな妨げとなっています。

病院や施設に面会に行けない。
会食ができない。
盆暮に帰省できない。
お祭り騒ぎができない。
孫に会えない。
近所付き合いができない。
マスクで笑顔が見えない。
などなどー。

私たちは人として、大切なものを失いつつあります。

これほどの犠牲を冒してまでも、
新型コロナウイルスは危険なウイルスなのでしょうか?

厚労省のHPによれば、
2020年の新型コロナウイルスの死亡者数(3,466名)は
2018年のインフルエンザの死亡者数(3,325名)と
大差がないのです。

無症状の新型コロナウイルス陽性者が
濃厚接触しても他者に感染させない確率は
99%以上との報告もあります。

ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)とは
信頼・規範・ネットワークなどの社会的仕組みをいいます。
社会関係資本が豊かな地域コミュニティほど、
犯罪などが少なく、メンバーの健康が保たれ、
地域社会が安定しています。

新型コロナウイルス感染症を正しく認識し直して、
社会関係資本の再構築を図る時期にきています。

2.コロナワクチンの危険性

コロナワクチン接種の是非についても、
広く国民的な議論が必要です。

平成30年、5, 000万人の日本国民が
インフルエンザワクチンの接種を受け、
3名の死者が報告されています。

現在まで、延べ8,000万人の日本国民が
コロナワクチンの接種を受けていますが、
すでに接種後912名の死亡例が確認されています。

インフルエンザが猛威を振るった2009年には、
17歳以下の小児でインフルエンザによる死亡者数は
41名でした。

一方で、
これだけ騒がれているにも関わらず新型コロナによる
17歳以下の小児の死亡者は、2020年は皆無でした。

安全性が担保されていないコロナワクチンを
将来のある若者に接種させることには
十分慎重であるべきです。

高橋徳

医学博士・ウィスコンシン医科大学名誉教授。統合医療クリニック徳院長。神戸大学医学部卒。消化器外科医として従事後の1988年渡米。ミシガン大学助手、デューク大学教授、ウィスコンシン医科大学教授を経てウィスコンシン医科大学名誉教授。在米時に発表した論文は100本を超える。帰国後の2016年、名古屋市に「統合医療クリニック徳」を開設、東洋医学を含めた統合医療を実践している

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