代表発起人ごあいさつ〈柳澤厚生 国際オーソモレキュラー医学会会長・医師〉

『子どもに新型コロナワクチンを接種しない3つの理由』

子どもコロナワクチンプラットフォームは、
「子どもに対する新型コロナワクチンの接種は、
必要性、安全性などから慎重に判断するべきである」
と考える政治家、医師、大学教員など
様々な分野の有志が集まって立ち上げました。

子どもたちは日本の未来です。

子どもたちが心身共に健康に成長するのを見守り、
手を差し伸べ、あらゆる危機から守っていくのが親であり、
地域の住民、自治体、そして国の役割です。

今、新型コロナによるパンデミックに対し、
国主導で高齢者と成人に向けてワクチンの接種が進められてきました。

ところが、厚生労働省はワクチン接種対象年齢を
当初16歳以上であったものを令和3年6月1日より
12歳まで引き下げました。

さらに、生後6ヶ月~11歳を対象とした
臨床試験が海外で実施されています。

成人や高齢者の場合とは違い、
子どもにワクチンを接種するためには
次の3つの条件が満たされなければなりません。

①ワクチンを接種する意義と必要性がある

②ワクチン製剤の中長期の安全性が担保されている

③ワクチンを接種するリスクを大きく上回るメリットがある

ところが、政府が積極的に進めている
子どもへのワクチン接種は
この条件を一つたりとも満たしていません。

[1]子どもにワクチンを接種する意義と必要性はありません

ワクチンは「感染による重症化や死亡を防ぐ」目的で接種します。

子どもは新型コロナに感染しても無症状か軽症で治癒し、
死亡するリスクはほぼゼロです。

また、ワクチンを接種しても感染の拡大を防ぐことはできません。

感染の拡大防ぐにはワクチンよりも手洗い、マスク、ソーシャルディスタンスです。
従って、子どもにワクチンを接種する意味も必要性もありません。

[2]ワクチン製剤の中長期の安全性が担保されていません

開発してからまだ1年しかたっていないワクチンに、
どのような有害な影響があるのか、
あるいはないのかは分かっていません。

例えば、血栓症や若い人の心筋炎などは、
そもそも想定外の副反応でした。

その頻度は非常に少ないと発表されていますが、
軽症や無症状のケース、有症状でも診断を
見逃しているケースがどれだけいるかわかりません。

そもそもこのワクチンには中長期の安全性データがありません。
日本の未来を託す子どもに接種するワクチンの安全性は
高齢者よりもはるかに厳しくすべきです。

数年はかけて安全性を確立しなければなりませんが、
現状はほど遠いです。

[3]ワクチンを接種するリスクを大きく上回るメリットがありません

予防接種はリスクを明確に上回ると予想される
利益がなければなりません。

まして、子どもへの接種はリスクを
極力少なくしなければなりません。

しかし、[1][2]から見て、
このワクチンが子どもならず
将来の母親となるべく若者にも、
高い利益をもたらすとは言えません。

『子どもコロナワクチンプラットフォーム』は
ワクチン推進派でも反対派でもなく、
ワクチン慎重派です。

ワクチン慎重派の私たちは医学的、社会的、倫理的に検討し、
『新型コロナワクチンの長期安全性が確立されるまで
日本の将来を託す子どもに接種してはならない』
と結論しました。

私たちはこれを政府と国民に訴え、
バランスの取れた情報を社会に配信します。

柳澤厚生(やなぎさわ あつお)プロフィール
国際オーソモレキュラー医学会会長

杏林大学医学部卒、同大学院修了。 医学博士。米国ジェファーソン医科大学研究員、 杏林大学医学部内科助教授、同大保健学部教授を経て、国際統合医療教育センター所長。アメリカ心臓病学会特別正会員。2009年第10回国際統合医学会会頭。2012年より国際オーソモレキュラー医学会会長(本部:カナダ)、2018年一般社団法人日本オーソモレキュラー医学会代表理事。これまでに国際オーソモレキュラー医学会殿堂入り(2011年, カナダ), アントワーヌ・ベシャン賞(2014年,フランス)、パールメーカー賞(2014年, アメリカ)などを授与される。2018年第47回国際オーソモレキュラー医学会東京大会会長、2019年日本オーソモレキュラー医学会第1回会頭。「新型コロナウイルスはビタミンC、D、亜鉛で克服できる」(主婦の友)など著書多数。