子供のコロナワクチン接種をめぐる海外の動向【発起人:増田陽子】

「こどものコロナワクチン接種を科学に基づいて考える女医の会」 世話人
増田陽子

(Canadian covid care alliance のZOOM会議)

(その際に示されたコロナ、インフルエンザ、破傷風ワクチンによる副作用、死者数のデータ。世界保健機関のデータより。)

こどもへのコロナワクチン接種に待ったをかける動きは、
世界中で巻き起こっています。

先日、代表発起人の柳澤厚生先生にお声がけいただき、
International Health CouncilというZOOM会議に参加しました。
文字通り世界中の医師や科学者など60人ほどが集まり、
こどもへのワクチン接種の問題から、ワクチン以外の治療法、
コロナワクチンの後遺症や副作用などについて
活発な議論が交わされました。
中でもこどもたちへのワクチン接種の問題は
一刻を争う問題として、
とりわけ参加者達の熱い思いが篭った議論となりました。

International Health Councilの発起人の一人である
歯科医師のジェニファー・ヒバード先生は、
「Canadian Covid Care Alliance (以下CCCAと記載)」という
カナダの医師・科学者・医療従事者の組織を作り、
新型コロナウイルス感染症に関するエビデンスに基づく情報の提供を行っています。

そのグループのカナダゲルフ大学助教授で
ウイルス免疫学が専門のバイラム・ブライドル博士が発表された、
『子どもと新型コロナワクチン:科学者による親のためのガイド』
がとてもわかりやすく、こどもコロナの運動にとても近いため、
ご紹介いたします。

CCCAの親のためのガイドの本文はとても長く、
PDFで37ページ、詳細な資料も含めると202ページにも渡る膨大なものですが、
非常に簡単にまとめると以下のような内容となっています。

1.こどものコロナの感染者数、重篤化や死亡者数のデータを調査すると、
こどもや青少年が重篤なコロナ感染症に罹患する確率はかなり低く、
季節性のインフルエンザの方がコロナよりも重篤化のリスクが高いくらいである。

2.ファイザー社のワクチンの、こどもにおける臨床データは限られていて、
安全性を裏付けるデータが得られていない。
実際にファイザー社で行われた小児への研究では、
対象人数が2,260名でそのうち1,131名がワクチンを接種しているが、
これでは5,000人に1人などの割合で発生する可能性があるような、
稀ではあっても重篤な副作用を評価することはできない。
またほとんどの対象者が投与後1-2ヶ月しか追跡調査を受けていないため、
長期的な安全性を裏付けるデータがない。

3.当初、ワクチンを肩の筋肉に注射すると
その部位で白血球がスパイクタンパク質という
免疫反応に使われるタンパクを産生し、
そのスパイクタンパク質は肩の筋肉に留まると考えられていたが、
日本の研究などから産生されたスパイクタンパク質は
血液にのって身体中へ循環していることが明らかになっている。
そして最近の研究から、このスパイクタンパク質は
全身のACE2受容体と結合し、
全身の様々な臓器や組織に損傷を与える可能性があることが示されている。
(日本の当局に提出されたファイザー社の研究では、
様々な組織や臓器にワクチンナノ粒子が沈着していることが示されています)

4.ファイザー社がワクチンの安全性の試験を行ったのは
人間ではなくマウスである。
そしてマウスはこの、ACE2受容体の働きが人間に比べて
はるかに弱いため、この研究ではスパイクタンパク質の
毒性を評価することはできない。

このように、ワクチンを打つことで
私たちの体の中で作られるスパイクタンパク質が
本当に健康に問題にならないくらい安全なのかどうか、
スパイクタンパク質が脳へも沈着するのかどうか、
スパイクタンパク質が精液産生や排卵にどう影響するのかどうか、
スパイクタンパク質が胎盤を通過して胎児に影響を与えるかどうか、
スパイクタンパク質が授乳中の母親のミルクにも排泄されるかどうか、、、、
今のところ、誰にもわからないのです。

原則、健康な子供たち、青少年に対する予防接種は、
コロナによって重症化したり死亡したりするリスクが
ごくわずかであることから、
非常に注意深く扱うことが重要です。

そのためワクチン接種のリスクは、
どんなに理論的なものであっても、十分に調査され、
接種するこどもやその親に理解されていなければなりません。
コロナワクチンによるスパイクタンパク質が
どのように体の中で分布するのか、
どのように体で代謝されて体外へ排出されるのか、
長期的にも本当に安全なのかなど、
重要なデータが未だ得られていない
ワクチンを接種することのリスクを、
こどもたちが重症化するリスクと比べないといけないのです。

そしてそのリスクとベネフィットを天秤にかけた時、
世界中の多くの医師や科学者が、
ワクチンの安全性を裏付ける研究データが明らかになるまで、
こどもへのワクチン接種を
一時停止するべきであると声をあげています。

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